老後って?
みなさんこんにちは。
くまねこFPです。
前回の『教育資金』について、いかがでしたか?
「可愛い子供の幸せな未来のためなら!」という方も多いのではないでしょうか。
しかしその一方で、ご自身の未来についても、ちゃんと考えてますか?
そう、今回のテーマは、『老後の生活』についてです。
『老後』と一概に言っても、じゃあ「老後って何歳から?」と言われたら、なんと答えますか?
定年後の再雇用制度や、政府による年金の先延ばし、また老後2000万円問題などにより、働かなければいけない期間というのはどんどん延びています。
さらには大手重機メーカーの株式会社クボタは、2021年9月30日付で
『2022年4月よりスタッフ職(総合職相当)とテクニカル職(技能職相当)の定年年齢を60歳から65歳に引き上げます。』
(株式会社クボタ、ニュースリリースより)
との発表を行いました。
今後、少子高齢化や労働人口の不足などにより、この傾向はより一層強まっていくことでしょう。
そんな世の中で、じゃあその老後に向けて、いくらぐらいの準備が必要で、今からどれぐらいの貯えをしていったらいいのか。
いかがです?
何か準備はされてますか?
おそらく、ほとんどの方は準備をしていないか、または漠然としたイメージのもとで貯金をしているのではないでしょうか。
実際問題、『老後資金』というのは人それぞれなんです。
老後2000万円問題などと言っても、皆んながみんな必ず2000万円必要なわけではありませんし、2000万円では全然足りない人もいることでしょう。
必要なのは、『将来どんな生活を送りたいか』という明確なイメージです。
例えば、あなたが車を買う時、
①なんとなく貯金をしていって、何年か後に貯まっているお金で買える車を選ぶ。
②買いたい車を決めて、その金額に向けて貯金をしていく。
どちらがより良い結果に到達するでしょうか?
節約するにしても収入を増やすために残業をするにしても、到達点の目標があったほうが頑張れる気がしませんか?
老後に関しても、同じように
「◯歳までに引退して、そのあとは◯◯をして暮らして行こう。」
という明確なイメージを持つことが重要なのです。
『夢』という言葉に置き換えることもできるかと思いますが、その夢の実現のため、貯金や運用を始めたり、年金がいくら出るのかを確認したり、もし足りない部分があれば、何か他の方法で補うことができないかを検討したり。
それらすべてが『老後に向けての準備』と言えるでしょう。
そこで、最初の「老後って何歳から?」という質問に返りますが、
これは、あなたが自由に決めていいんです。
「55歳からは地方に移住して、旅行したりペットを飼って暮らしたい。」
「70歳まで店を続けて、そのあとは息子に譲って、孫と遊びながら過ごしたい。」
全部あなたの自由です。
じゃあその生活にいくら必要か?どんな準備をすればいいか?
「こまかいことは分からなくて…。」
「年金とかどうやって調べたらいいのか…。」
そんな時は、ファイナンシャル・プランナーにご相談ください。
あなたの幸せな老後のために必要なアドバイスを、きっちりさせていただきます。
ぜひ一度、ご相談ください。