くまねこFP

ファイナンシャル・プランナーのくまねこFPがお届けする、お金に関するちょっとした知識のお話です。

老後って?

みなさんこんにちは。

くまねこFPです。

 

前回の『教育資金』について、いかがでしたか?

 

「可愛い子供の幸せな未来のためなら!」という方も多いのではないでしょうか。

 

しかしその一方で、ご自身の未来についても、ちゃんと考えてますか?

 

そう、今回のテーマは、『老後の生活』についてです。

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『老後』と一概に言っても、じゃあ「老後って何歳から?」と言われたら、なんと答えますか?

 

定年後の再雇用制度や、政府による年金の先延ばし、また老後2000万円問題などにより、働かなければいけない期間というのはどんどん延びています。

 

さらには大手重機メーカーの株式会社クボタは、2021年9月30日付で

2022年4月よりスタッフ職(総合職相当)とテクニカル職(技能職相当)の定年年齢を60歳から65歳に引き上げます。』

(株式会社クボタ、ニュースリリースより)

との発表を行いました。

www.kubota.co.jp

 

今後、少子高齢化労働人口の不足などにより、この傾向はより一層強まっていくことでしょう。

 

そんな世の中で、じゃあその老後に向けて、いくらぐらいの準備が必要で、今からどれぐらいの貯えをしていったらいいのか。

 

いかがです?

何か準備はされてますか?

 

おそらく、ほとんどの方は準備をしていないか、または漠然としたイメージのもとで貯金をしているのではないでしょうか。

 

実際問題、『老後資金』というのは人それぞれなんです。

老後2000万円問題などと言っても、皆んながみんな必ず2000万円必要なわけではありませんし、2000万円では全然足りない人もいることでしょう。

 

必要なのは、『将来どんな生活を送りたいか』という明確なイメージです。

 

例えば、あなたが車を買う時、

①なんとなく貯金をしていって、何年か後に貯まっているお金で買える車を選ぶ。

②買いたい車を決めて、その金額に向けて貯金をしていく。

どちらがより良い結果に到達するでしょうか?

節約するにしても収入を増やすために残業をするにしても、到達点の目標があったほうが頑張れる気がしませんか?

 

老後に関しても、同じように

「◯歳までに引退して、そのあとは◯◯をして暮らして行こう。」

という明確なイメージを持つことが重要なのです。

 

『夢』という言葉に置き換えることもできるかと思いますが、その夢の実現のため、貯金や運用を始めたり、年金がいくら出るのかを確認したり、もし足りない部分があれば、何か他の方法で補うことができないかを検討したり。

 

それらすべてが『老後に向けての準備』と言えるでしょう。

 

そこで、最初の「老後って何歳から?」という質問に返りますが、

これは、あなたが自由に決めていいんです。

 

「55歳からは地方に移住して、旅行したりペットを飼って暮らしたい。」

「70歳まで店を続けて、そのあとは息子に譲って、孫と遊びながら過ごしたい。」

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全部あなたの自由です。

じゃあその生活にいくら必要か?どんな準備をすればいいか?

 

「こまかいことは分からなくて…。」

「年金とかどうやって調べたらいいのか…。」

 

そんな時は、ファイナンシャル・プランナーにご相談ください。

あなたの幸せな老後のために必要なアドバイスを、きっちりさせていただきます。

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ぜひ一度、ご相談ください。

教育資金って?

みなさんこんにちは。

くまねこFPです。

 

前回の『株式市場の再編』についてはいかがでしたか?

来年4月の再編に向けて、すでに上場企業の市場選択は始まっていますので、狙っている企業がどの市場区分を選択しているかに注目するのも、投資先選定の一因ですよ。

 

さて、今回はお子さんのいらっしゃる方、またはこれから産まれる方には身近なお話、

 

『教育資金の貯め方』

 

についてです。

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幼稚園から小学校~中学校~高校、そして大学まで、

可愛いこどものためにはできるだけいい環境を与えたいと思うのが親心。

 

そのために欠かせないのが、やっぱり『お金』です。

 

近年の学費の公的補助の充実ぶりを鑑みても、まだまだその金額はかなりのもの。

直近(平成30年度)での文部科学省の統計によると、

 

  公立幼稚園     22万3647円

  私立幼稚園     52万7916円

  公立小学校     32万1281円

  私立小学校     159万8691円

  公立中学校     48万8397円

  私立中学校     140万6433円

  公立高校      45万7380円

  私立高校      96万9911円

  国立大学      242万5200円

       公立大学      254万8150円

  私立文系      397万7697円

  私立理系      541万6925円

  私立医学      2356万8949円

 

というのが平均的な金額で、

例えば、私立幼稚園→公立小学校→私立中学校→私立高校→私立文系と進んでいったとすると、総額で『720万3238円』という金額になります。

 

もちろんこれに、塾や習い事の月謝や部活の費用などを加えていくと、その金額はゆうに1000万円を超えていくでしょう

 

児童手当や学費無償化など助成は数あれど、こんな金額を、ちゃんとした準備をせずに捻出していくのは、一般的なサラリーマン家庭ではまず不可能です。

 

では、どうやって貯めていくのか?

 

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…もちろん、こつこつ貯金していただくのも一つの手ではありますが…。

 

ここはやはりFPとしては、

学資保険NISA(ジュニアNISA、つみたてNISA)などを推していきたいところです。

 

実際問題どうでしょう?

実直に普通預金で貯金をしていったとして、今年生まれたお子さんが大学に入るころ、つまり17~18年後までに諸々500万円~800万円を貯めるとすると、月3~4万円ずつ貯金に回していくことになります。

それを、さらに幼稚園や小学校〜高校の学費を払いながらですよ?

 

それをなんとかやりくりして乗り切ったとして、では果たして18年後にそのお金、今と同じだけの価値を持っているでしょうか?

考えてみてください。

18年前と比べて、現在の物価は変わらないでしょうか?

 

そう。

 

預けているだけでは、お金の価値は目減りするんです!!

 

金額は(銀行が破綻でもしない限り)変わらないかもしれませんが、その価値はどんどん減っていきます。

え?「利息が付くだろう」って?

現在の普通預金なんて、『0.001%』とかですよ?

100万円預けてたって、17年複利で170円ほどにしかなりませんよ。

恐ろしい世の中ですね。

 

その点から言っても、

学資保険にはライフイベントごと(例えば中学校入学や高校入学時)に祝い金が出るタイプであったり、運用益によって配当金がつくタイプなどがあり。

NISAはそのものズバリ、株式や投資信託での運用をするものですので、(もちろん元本割れするリスクもありますが)大幅に増やす可能性もあるわけです。

(特につみたてNISAは、少額・分散投資という利点から、リスクを少なくすることも可能です。)

 

 

ここまで言ってもまだ「リスクは嫌!堅実に貯金をしたい!」というあなた!

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それももちろんOKです。

 

それはあなたの決めた、あなたの家族のことですから。

こればっかりはあなたの判断が絶対です。

 

でもこれだけは聞いてください。

 

「貯金は、余ったお金を貯めるのではなく、まず貯めるべき金額を収入から分けてしまうこと!」

 

これだけは間違いありません。

 

お金は、「余ったら」なんて言うことは無いんです。

余りません。

余ったら、何か他に使っちゃってます。

 

まず、最初に別口座に入れてしまうのです。

運用の場合も一緒です。

学資保険やつみたてNISAなら、可能であれば口座引去りカード決済にしてしまうのもいいでしょう。

あらかじめお財布や生活費の口座から無くしてしまえば、無駄遣いは絶対にできないですし、なんならお子さんのためのお金を抜き去った後に、それでも月末残るようなら、さらに貯金をするも良し、家族で美味しいものを食べたり、たまの外出をするなんてこも気兼ねなくできてしまいますね。

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かわいいお子さんの、将来のため、家族の夢や希望のために、まずはできることから。

 

ファイナンシャル・プランナーにご相談いただければ、あなたのできる範囲で、あなたの家族のために何が一番合っているのか、一緒にご相談させていただきます。

       

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株式市場が変わるって?

みなさんこんにちは。

くまねこFPです。

 

前回の『生命保険の考え方』については、参考になりましたか?

何かあった時に、大事な貯蓄や夢を叶えるための資金に手をつけずに済むように、『備え』は必要ですので、この機会にぜひ考えてみてくださいね。

 

さて、今回はグイッと方向を変えて、来年4月4日に控えた東京証券取引所(JPX)の再編について少しご案内いたしましょう。

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東京証券取引所(JPX)、略して東証についてはご存知ですね。

テレビのニュース番組などでもお馴染みの、「日経平均株価」とかの、アレです。

現在は、市場第一部、市場第二部、JASDAQ(スタンダード、グロース)、マザーズに区分されて、それぞれに上場基準などが設定されております。

 

これが、2022年4月4日から、新しい区分に再編されるのです。

 

「なぜ今さら再編を?」

と思われるでしょうか?

 

再編の背景としては、

①現在の各市場のコンセプトが曖昧であり、投資者の利便性が低下している。

②上場後の企業の持続的な価値向上について、機能していない。

③投資対象としての機能性と、市場代表性を兼ね備えた指数が存在していない。

の三点が要因としてあげられています。

 

実際、2021年4月時点での東証の上場企業数3,767社のうち、第一部上場企業が2,190社と約6割にも上っておきながら、上場後に業績が低下して売買が成立しなくなるなど、流動性の低い企業が目立っていることや、まずその前提となる第一部上場のための判定基準が低いことなどが問題となっているのです。

 

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そこで、そんな現状を打破すべく、東証は次のように再編されます。

 

プライム市場(現・第一部)

 高い流動性を備え、グローバルな投資家との建設的な対話を中心に据えた、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を約束する企業が対象となる。現在よりも新規上場基準が厳しくなり、投資にとってより魅力を有する企業に整理される。

スタンダード市場(現・二部、JASDAQスタンダード)

 公開された市場における投資対象として、十分な流動性とガバナンスの水準を備えた企業が対象となる。

グロース市場(現・マザーズJASDAQグロース)

 上場基準が他市場より低く、起業からの年数が浅いベンチャー企業などの高い成長性を有する企業が対象となる。

 

 

これにより、各市場区分の新規上場基準(流通時価総額や純資産額の見直し)とともに上場維持基準が設定され、上場企業には、上場後も一定のレベルを維持する努力が必要となり、現在の問題点である『上場後の業績の低下』が解消されるというわけです。

 

投資家にとっては、より安定した投資対象が選びやすくなり、投資額が増えることによって企業側にとってもプラスになるということですね。

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NISAiDeCoなどで、投資がより身近になりつつある時代。

この再編によって、その流れはさらに加速していくことでしょう。

この流れに乗り遅れないように、また、どんな分野にどのように投資していくのか、そんなことを考える時にも、ファイナンシャル・プランナーへのご相談は重要になっていきます。

 

ぜひ一度、お気軽にご連絡を。

生命保険って?

みなさんこんにちは。

くまねこFPです。

 

前回の『ポイ活』について、自分の身の回り、お財布の中を見なおしていただけましたか?

ちょっとの工夫で大きな節約。それが『ポイ活』ですよ。

 

さて、今日は『生命保険』について。

 

皆さん、生命保険には入ってますか?

「会社で勧められて。」

「知り合いに勧められて。」

「家族が保険屋さんだから。」

などなど、理由はいろいろあれど、日本国民の約90%が加入しているのが、生命保険の現状です。

 

とは言え、皆さんご自分が入っている保険の内容を、ちゃんと把握してますか?

 

「なんとなく入ったけど、詳しくは分からない。」

 

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そんな方が殆どじゃないでしょうか?

 

『どんな時に、いくら出るのか。』

これをちゃんと把握してないと、いざと言う時に申請してなかったり、給付を受けてみたら全然足りなかったりと、せっかく毎月払っている保険料が無駄になってしまうこともあり得るでしょう。

 

そこで今回は、生命保険の考え方について簡単にご案内いたします。

 

1.保険の種類

 

まず、生命保険で考えるべきなのは、その『種類』です。

生命保険は大きく分けて3つに分類されます。

 

①死亡給付型

 これは皆さん想像し易いですよね。万が一の事があった場合に、残された家族のための保険で、終身保険や定期保険、また一部の死亡保障などがこれにあたります。

②生前給付型

 ここが難しいところ。満期まで元気に過ごした満期金はもちろん、ガンや三大疾病と診断された時点で給付されるもの、また、介護状態や障がい状態になった場合に給付されるものなど、近年では多彩な商品が提供されています。

③入院給付型

 以前は「21日以上の入院で日額いくら」と言っていた入院給付金も、最近では「5日以上」だったり、「1日目から」だったり、または日数ではなく「入院したら一時金でいくら」などという商品も。

 

ようは、どんなシチュエーションでお金が必要になるか、という事ですね。

 

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2.必要保障額

そこで次に考えるべきなのが、『必要保障額』です。

 

あなたが亡くなった後に残された家族の、安心した生活のためにはいくら必要なのか。

もしあなたがケガや病気で動けなくなった場合、介護をする家族の生活費は。

入院している間や治療期間など、働けない状態にある間の生活費や治療費はどうするのか。

 

これを現在の資産や負債、今後の生活費やライフプランから割り出しておく必要があります。

 

「よく分かんないけど、とりあえず死亡保障で300万円もあればいいでしょ?」

なんて軽い気持ちで保険に入ってる方。そんな金額じゃあ、残された家族はあなたを失った悲しみを振り切る前に破産してしまいますよ。(もちろん、資産が1億もあれば話は別ですが…)

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3.保険料

そして最後に重要なのは、毎月の保険料

将来の不安からただ闇雲に保障金額の大きな保険に入ってしまい、毎月数万円の保険料を支払っていることによって、いま現在の生活が楽しくなくなる…なんてのは、本末転倒もいいところ。

ちゃんと無理のない負担で、最高の効果を得られるような見定めをする事が肝心です。

 

 

以上の3点をふまえ、あなたのこれまでの生活と、現在の状況、そしてあなたの家族の将来のことを考えて、しっかりとプランニングする事が、保険にとっても大事なこと。

 

ただ、なかなかそこまで考えて保険に入っている方も少ないでしょうし、普通の保険外交員さんじゃあ、ここまでの相談には乗ってくれません。

そこでお役に立てるのが、ファイナンシャル・プランナーです。

 

あなたの人生をしっかりとサポートする事が仕事であるからこそ、細かい相談が可能なんですね。

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ポイ活って?

みなさんこんにちは。

くまねこFPです。

 

前回の『リバースモーゲージ』については、お役に立ちましたでしょうか?

こうしたお金についてのお得な話、知らなかった話をお届けするくまねこFP、今後もみなさんのお得になる話をしていきたいと思います。

 

さて、今回のお話は、『ポイ活』についてです。

 

「ポイ活?なにそれ?」

という人も、

「おっと、ずいぶん身近な話題で来たね。」

という方もいらっしゃるかと思います。

 

まず、『ポイ活』とは、

=日々の様々な生活や買い物をする中でたまっていく『ポイント』を、無駄なく賢く使っていくための活動。

というものです。

 

いま時は、コンビニで買い物してもポイント、スーパーで買い物してもポイント、ネットで買い物してもポイント、クレジットカードを使ってポイント…と、ありとあらゆるシチュエーションでポイントが発生する世の中です。

そしてその種類も、クレカのポイントや交通系ICのポイント、航空会社のマイルなど、あげればキリが無いほどです。

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実際、携帯電話会社で見ても、ドコモの『dポイント』、auでは『PONTAポイント』、ソフトバンクは『Tポイント』だったりと、各社様々なポイント会社と提携していて、これらをすべて使おうとすると、財布の中がポイントカードやクレジットカードだらけになってしまう、またはスマホがアプリだらけ、なんてこともよくありますよね。

 

では、これをどう使うのが一番いい方法で、無駄なくおトクに使えるのか?

 

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・・・結論から言えば、人それぞれです。

 

すいません、最初に「お得になる話をする」なんて言いながら、肩すかしを食らったと思いましたか?

 

でも、これはホントに人それぞれで、

どの携帯電話会社を使っているか?

どの電車の路線を使っているか?

どこの店でよく買い物をするか?

どこで遊ぶか?

などで、全く違う適性があるものなのです。

 

そこで、筆者の一例を上げてみたいと思います。

 

筆者が使っているポイントは、主に

1、EPOSポイント

2、JREポイント

の2つです。

 

その理由から言っていきましょう。

 

まず私は、東京近郊在住で、通勤や遊びに行くのにはJ R東日本を利用しています。

そのため、スマホには『モバイルSuica』を入れており、また利用駅にはJR東日本が経営するショッピングモールが併設されているので、買い物はほぼこのモバイルSuicaで事足ります。

このショッピングモールで使えるのが、JREポイントカード』です。

食品や本、雑貨や薬品・日用品の買い物、100円(税込)につき1ポイントが貯まり、さらにはモバイルSuicaでの電車利用についても乗車50円につき1ポイントがつきます。

また、JREのアプリ内にあるゲームやアンケートに答えることで付与される期間指定ボーナスポイントも多くあります。

その上、買い物で貯まったポイントを、1ポイント=1円でまたモバイルSuicaにチャージすることもできるのです。

 

次に、『EPOSカード』についてですが、筆者はコロナ禍前には海外旅行に行くことがよくあり、「海外旅行保険を無料付帯しているカード」ということでこのカード(年会費無料)を選択していました。

使ってみるとこれがかなり優秀で、通常のEPOSポイントが利用200円につき1ポイントで貯まる上に、年間利用50万円以上でボーナスポイント2,500ポイント100万円以上で10,000ポイントが付与されるんです。

さらには、年間50万円以上の利用で、ゴールドカードに無料ランクアップ(通常は年会費5,000円)し、ゴールド会員になると『選べるポイントアップショップ』というシステムでよく使う店舗を3店舗まで登録することができ、登録店舗での購入ポイントが3倍になるという特典があります。

ここで、なんとその店舗の中にモバイルSuicaが含まれているのです。

つまり、モバイルSuicaにチャージした分の金額に3倍のポイントが付くということになります。

さらに、このEPOSポイントは、利用方法として『ネット通販利用分の支払いにポイント充当』が可能であり、しかもこの『ネット通販利用分』にモバイルSuicaチャージ利用』も含まれる、と。

 

ここまで来てかなりややこしくなってきましたか?

要約すると、以下のようになります。

 

①EPOSゴールドカードでモバイルSuicaを『選べるポイントアップショップ』に指定。

 ↓

②EPOSゴールドカードでモバイルSuicaにチャージ。

 ↓

モバイルSuicaで買い物・乗車し、JREポイントを貯める。

 ↓

④貯まったJREポイントをモバイルSuicaに再チャージして利用。

 ↓

モバイルSuica残額が少なくなったら、EPOSでチャージ。

 ↓

⑥EPOSポイントが貯まったら、モバイルSuica利用分にポイント充当。

 ↓

①〜⑥を繰り返しているうちに、ボーナスポイント適用。これをまたモバイルSuica利用分に充当。

 

という使い方をしているということです。

これにより、買い物代であったり交通費のけっこうな部分をポイントで支払っている状態になります。

 

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※もちろん、光熱費や携帯料金をカード支払いにまとめることでポイントは増加しますし、EPOSは『tumiki証券』もやってますので、つみたてNISA利用分をカード利用に換算して年間利用ポイントを貰ったり、そのポイントで投資信託ができたりする賢いクレジットカードでもあります。(宣伝ではありませんw)

 

とまあ、これはあくまで一例ではありますが、こんな使い方をすることで毎日の買い物もよりお得になってくるのではないでしょうか。

 

あなたにはあなたの、おトクなポイ活がきっとありますので、ぜひ考えてみることをオススメします。

 

 

リバースモーゲージって?

みなさんこんにちは。

くまねこFPです。

 

前回まででは、『FPに相談するべき6つの相談ごと』についてお話ししましたが、それらを全体的に、包括的にとらえてサポートしていくファイナンシャル・プランナーのお仕事、なんとなく分かっていただけましたでしょうか?

 

さて、今回からはより深く掘り込んで、普段から使えるようなお金についてのお得な情報をお届けしていきます。

なんとなくで結構ですので、流し読みしておいて、いつか「あ、そう言えばなんかあのブログに書いてあったな。」くらいに思い出していただければと思います。

 

 

第一回目はリバースモーゲージについて。

 

さあ、早速ですが、この『リバースモーゲージ』、ご存知でしょうか。

リバースモーゲージ』とは、

自宅を担保に融資を受け、そこに住み続けながら毎月利息のみを返済し、自身の死後または契約期間終了後に担保不動産の売却代金で返済を完了させる、シニア層向けのローンです。

 

簡単にいうと、住宅ローンだと毎月(元本+利息)を返済していくが、リバースモーゲージだと毎月(利息)だけを返済し、元本は最終的に自宅を売却して完済する、といった新しい形のローンなんです。

たとえば、このリバースモーゲージでまとまった資金を用意し、住宅ローンを完済。そこからは利息のみを返済していく、といったところですね。

 

これなら、毎月の負担が少ないので、年金収入だけでは生活が心もとない高齢者にも便利ですよね。

 

しかし、もちろんデメリットもあります。

 1、推定相続人の同意が必要なこと

 2、融資金の用途が限定される可能性があること

 3、マンションは対象外となる可能性が多い

 

1については、本来相続資産となるはずだった不動産を担保にされてしまうのですから、当たり前ですよね。もし不動産を手放したくない場合には、相続人が自己資産を使って返済する必要がありますので、利用前にはご家族での入念な話し合いが必要です。

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しかし、お子様のいないご夫婦など相続人のいない場合には、この点は問題はないでしょう。

 

また2については、金融機関にもよるのですが、事業資金や投資目的での融資は受け付けない場合があります。

 

そして3については、土地付き戸建て物件に比べてマンションは経年劣化による資産価値の下落率が高いことから、対象外としている金融機関が多いということです。

 

さらには、契約期間終了後に自宅を失ってしまい借金だけが残る「長生きリスク」や、金利上昇により返済額が膨らむ金利上昇リスク」、担保物件の評価額が下がってしまい、死後に相続人が差額を負担しなければならなくなる「評価額下落リスク」などの危険性もあります。

 

どんな制度にもメリット・デメリットはあるもの。

その制度があなたにとって本当に有効なものなのか?

安心して利用するにはどうしたらいいのか?

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そんな時には是非一度、ファイナンシャル・プランナーにご相談ください。

きっとあなたの納得いくアドバイスをさせていただけることと思います。

 

(それはいつかやってくる)相続って?

みなさんこんにちは。

くまねこFPです。

 

前回の『税金』について、いかがでしたでしょうか?

毎日払い続けなければいけないものであるがゆえに、早くに知れば知っているだけ得をするのが税金についてです。ぜひとも皆さんと一緒に、より深く知っていきたいですね。

 

そして今日のテーマである『相続』についてもまた、対策を立てるのが早ければ早いほどその対策効果が大きくなると言われているものです。

 

いかがでしょうか?

「相続なんて、うちには関係ないよ。」

なんて思っている方も多いのではないでしょうか?

 

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でも、そんなことはありません。

 

例えば平成30年に裁判所が扱った遺産相続事件のうち、実に約76%もの案件が、遺産総額5,000万円以下のものだったのです。

 

実際問題として、首都圏に一戸建ての実家のある方は、ほとんどがこの中に入るのではないでしょうか。

 

さらには、もしかしたらあなたのお父さんが、家だけではなく、タンス預金や貴金属、株や国債など、あなたの知らない財産を貯蓄している可能性も。

それらが、亡くなった後に見つかったらどうなるでしょうか?

 

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仲の良かった兄妹が、『争族』となり骨肉の争いに・・・。

なんてことが起こるかも。

 

そしてこの問題は、『遺されるほう』だけでなく、『遺すほう』にとっても大きな問題です。

あなたの大事な家族に遺した財産が、相続税で国に吸い上げられてしまうということだってあるのです。

 

そんな時のために、ファイナンシャル・プランナーが、

・遺産や相続税額の確認方法

・遺言書の遺し方

相続税を少なく済ませるには?

・前もってできる準備は?

・相続の時はいつまでになにをすればいいの?

などなど、あなたの家族のために持てる力をすべて使ってサポートいたします。

 

これが、第六の相談ごと、『相続』です。

 

 

さて、いかがでしたか?

 

 1、ライフプランニング(家計や老後の生活資金などの相談)

 2、貯蓄・運用(お金の貯め方、投資の仕方)

 3、リスクと保障(万が一の時の備え)

 4、不動産(住宅ローンや資産について)

 5、税金所得税や控除のしくみについて)

 6、相続相続税や遺言、生前贈与など)

 

の6つの相談ごと、あなたにも思い当たるところがあったんじゃないですか?

 

ひとつでもあった方は、今すぐくまねこFPにご相談ください。

あなたと、あなたのご家族のために、あなたの人生の伴走者としてサポートさせていただきます。

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ぜひ、コメント欄よりご連絡を。

 

 

 

〜次回からはランダム内容での不定期更新となります〜

お楽しみに。