生命保険って?
みなさんこんにちは。
くまねこFPです。
前回の『ポイ活』について、自分の身の回り、お財布の中を見なおしていただけましたか?
ちょっとの工夫で大きな節約。それが『ポイ活』ですよ。
さて、今日は『生命保険』について。
皆さん、生命保険には入ってますか?
「会社で勧められて。」
「知り合いに勧められて。」
「家族が保険屋さんだから。」
などなど、理由はいろいろあれど、日本国民の約90%が加入しているのが、生命保険の現状です。
とは言え、皆さんご自分が入っている保険の内容を、ちゃんと把握してますか?
「なんとなく入ったけど、詳しくは分からない。」
そんな方が殆どじゃないでしょうか?
『どんな時に、いくら出るのか。』
これをちゃんと把握してないと、いざと言う時に申請してなかったり、給付を受けてみたら全然足りなかったりと、せっかく毎月払っている保険料が無駄になってしまうこともあり得るでしょう。
そこで今回は、生命保険の考え方について簡単にご案内いたします。
1.保険の種類
まず、生命保険で考えるべきなのは、その『種類』です。
生命保険は大きく分けて3つに分類されます。
①死亡給付型
これは皆さん想像し易いですよね。万が一の事があった場合に、残された家族のための保険で、終身保険や定期保険、また一部の死亡保障などがこれにあたります。
②生前給付型
ここが難しいところ。満期まで元気に過ごした満期金はもちろん、ガンや三大疾病と診断された時点で給付されるもの、また、介護状態や障がい状態になった場合に給付されるものなど、近年では多彩な商品が提供されています。
③入院給付型
以前は「21日以上の入院で日額いくら」と言っていた入院給付金も、最近では「5日以上」だったり、「1日目から」だったり、または日数ではなく「入院したら一時金でいくら」などという商品も。
ようは、どんなシチュエーションでお金が必要になるか、という事ですね。
2.必要保障額
そこで次に考えるべきなのが、『必要保障額』です。
あなたが亡くなった後に残された家族の、安心した生活のためにはいくら必要なのか。
もしあなたがケガや病気で動けなくなった場合、介護をする家族の生活費は。
入院している間や治療期間など、働けない状態にある間の生活費や治療費はどうするのか。
これを現在の資産や負債、今後の生活費やライフプランから割り出しておく必要があります。
「よく分かんないけど、とりあえず死亡保障で300万円もあればいいでしょ?」
なんて軽い気持ちで保険に入ってる方。そんな金額じゃあ、残された家族はあなたを失った悲しみを振り切る前に破産してしまいますよ。(もちろん、資産が1億もあれば話は別ですが…)
3.保険料
そして最後に重要なのは、毎月の保険料。
将来の不安からただ闇雲に保障金額の大きな保険に入ってしまい、毎月数万円の保険料を支払っていることによって、いま現在の生活が楽しくなくなる…なんてのは、本末転倒もいいところ。
ちゃんと無理のない負担で、最高の効果を得られるような見定めをする事が肝心です。
以上の3点をふまえ、あなたのこれまでの生活と、現在の状況、そしてあなたの家族の将来のことを考えて、しっかりとプランニングする事が、保険にとっても大事なこと。
ただ、なかなかそこまで考えて保険に入っている方も少ないでしょうし、普通の保険外交員さんじゃあ、ここまでの相談には乗ってくれません。
そこでお役に立てるのが、ファイナンシャル・プランナーです。
あなたの人生をしっかりとサポートする事が仕事であるからこそ、細かい相談が可能なんですね。